住宅ローンは「給料が減った」「生活が厳しい」からといって節約できるものではありませんよね?
 
つまり、住宅ローンを組んでいる家計の場合、もうその時点で5分の1がコントロール不能になっているということになってしまいます。

しかも、もし今より給料が下がれば、そのコントロール不能な家計の中の最大支出の割合がさらに増加していくことになりかねません。
 
ちなみに賃貸の場合は家賃の違いがあるので、ある程度コントロールが可能です。

結局、土地も持ち家も資産ではありません。

土地は国から専有できる権利を個人が税金を払って「貸し与えられている」だけです。

持ち家も、固定資産税を払わなければ差し押さえにより自分が建てた家に住むことさえできなくなります。
さらに相続税や贈与税がかかる場合もあります。

問題は「なんのために?」住宅を購入したのかです。
子どもを育てる環境を買ったのかもしれません。友人とバーベキューを楽しむ時間を買ったのかもしれません。

家は、自分が何に対して払った費用・コストなのか。実はこれが曖昧では住宅購入が失敗に終わってしまうのです。

まさか国に税金を納めるためではないですよね?